睡眠･便秘に効く？ヤクルト1000との違いは？『ヤクルトファイブ』の効能･効果

今日は、ヤクルト製品のご紹介です。

当ブログでは、’眠れる乳酸菌飲料’の火付け役『ヤクルトY1000』の効果を以前の記事で取り上げていますが（記事はコチラ→飲むと良く眠れるって話題の『ヤクルト1000』シリーズを夫婦で飲んでみた感想）、今回は同じ乳酸菌を使用したドリンク『ヤクルトファイブ』というのを試してみたので、私的口コミ・レビュー記事を書いてみました。

快眠効果を実感していらっしゃる方が多いのか、相変わらず大人気の『ヤクルトY1000』。地域によっては、まだまだお店で見かけない所もあるようです。

『ヤクルトY1000』はないけど『ヤクルトファイブ』は置いてあるお店もあるようで、この商品の効果や『Y1000』との違いなどに興味がある方も多いかも。

そこで、今回は『ヤクルトファイブ』の効果を、睡眠・便通への効き目を中心に紹介してみたいと思います。

『Y1000』が飲みたいけど手に入らないっていう方で、他のヤクルト商品でも良いから試してみたいと思っている方の参考になるかと思います。ぜひ、最後までお付合い下さい。

『ヤクルトファイブ』とは

ヤクルトから2019年2月に発売された『ヤクルトファイブ』。乳酸菌ドリンク『ヤクルトシリーズ』の商品になります。皆さんの地域ではお見かけするでしょうか？

我が町では、地元スーパーの他、セブンやローソンといったコンビニ、ドラッグトップス　ウエルシアなどのドラッグストアでも置いてあったりします。

先日地元のスーパーで買った時は、1本80ｍｌ入り3本セットで270円。1本が90円位になります。

『ヤクルトY1000』が、1本150円（税込み）ですから、それと比べるとお安い。

『ヤクルトファイブ』を詳しく紹介していきますね。

『ヤクルトファイブ』の栄養成分

『ヤクルトファイブ』は、1本80ml入り。当ブログでオススメの便通・睡眠改善に期待できる『ピルクルミラクルケア』や『コープ乳酸ドリンク』といった乳酸飲料が1本65ml入りですから（それぞれの効果はリンクをクリック！）、それらよりやや多め。

『ヤクルトファイブ』の特徴は、まず、1本に乳酸菌シロタ株が300億個配合されていることです。ヤクルトシリーズで最もスタンダードな商品『ヤクルト200』は、名前の通り200億個配合ですが（『ヤクルト200』の記事はコチラ→近くのドラッグストアやコンビニでも買えるヤクルト200の便通と睡眠効果と口コミ）、それよりも100億個多い。

シロタ株が400億個入った宅配専用の『ヤクルト400』より100億個少ないです（『ヤクルト400』の記事は→『ヤクルト200』との違いは？『ヤクルト400』の効果と購入方法）。

乳酸菌シロタ株には、生きたまま腸に届いて有害な菌を減らしつつ有用菌を増やし、腸内環境を改善してくれる効果があります（参考記事）。

睡眠の質を改善してくれる効果があるとして大ヒット中の『ヤクルトY1000』には、1本（110ml）に乳酸菌シロタ株を1,100億個配合されていますが、『ヤクルトファイブ』はその3分の1以下。

菌の量が少なくても、例えば『カルピス届く強さの乳酸菌W』のように効果をしっかり実感できた商品もありますが（記事はコチラ→睡眠と便通が劇的改善！？『カルピス 届く強さの乳酸菌W』を徹底レビュー）、はたして『ヤクルトファイブ』はどうでしょうか。

『ヤクルトY1000』に比べると、菌量は3分の1以下なのに値段は半額以上･･･。一見、含まれている菌量から考えると割高な商品と感じますが、その分、乳酸菌以外に『Y1000』には含まれていない5種類の栄養成分が配合されています。

それが、この商品のもう1つの特徴。

配合されている5種類の栄養成分は、カルシウム、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、そして食物繊維です。

配合量を下の表にまとめてみましたが、その量を日本人の食事摂取基準（2020年版）の成人推奨量と比較してみますと、正直どの成分も一日に必要な量からすれば少なく感じます（下記表参照）。

私の嫁なんかは、「これっぽっち入っていて、意味あるの？」なんて毒舌かましていましたが、いつもの食事に足りない分として補う目的で飲むことを考えたら、十分かもしれませんね。やはり、普段の食事が基本であり大事。

『ヤクルトファイブ』のお味は

この『ヤクルトファイブ』、コップに移すとこんな感じです。『Y1000』や『ピルクル』に比べて、やや白っぽい印象。そして、ほぼ無臭です。

飲んでみるととっても美味しい『ザ・ヤクルト』的なお味。『ピルクル』よりもスッキリで、『Y1000』よりも濃く感じる。この味なら、小さいお子さんでもゴクゴク飲んでくれそう。

ちなみに、ヤクルト乳製品は赤ちゃんからでもOKだそうです。詳しくは、ヤクルトのページをチェックしてみて下さい。

『ヤクルトファイブ』の効果

さて、ここからは気になる『ヤクルトファイブ』の効果を書いていきたいと思います。

今回は、1本を1日だけ飲んでみた結果です。『Y1000』もたった1日だけ飲んで効いたので（詳しくは→→飲むと良く眠れるって話題の『ヤクルト1000』シリーズを夫婦で飲んでみた感想）、期待しています。

飲むのは、寝る1～2時間前。シロタ株などのカゼイ菌は胃酸には強いらしいですが、ある程度は死滅すると言われているので、胃酸が薄まっている時間に飲むことにします（乳酸菌ドリンクの効果的な飲み方はコチラの記事で詳しく→ヤクルト・ピルクルはこう飲む！睡眠･便通を改善する乳酸菌ドリンクの効果的な飲み方）。

『ヤクルトファイブ』は便通に劇的効果

便通にはメッチャ効きました。いつも飲んでいる『コープ乳酸ドリンク』以上かも（『コープ乳酸ドリンク』の記事は→コープの乳酸ドリンクを1ヶ月飲み続けたら便通が大幅改善！睡眠への効果は？）。

力む必要もなくにスルッとでした。同じシロタ株配合の『Y1000』を飲んだ時は、ここまで便通への効果を感じなかったけど、なぜでしょう？

その日の体調などもあると思うけど、『ヤクルトファイブ』に入っていた食物繊維が良かったのかも。

以前、『コープ乳酸ドリンク』と一緒にコープの青汁（食物繊維を1.5g配合）を飲んだことがあったんですが、その時も乳酸ドリンクを単体で飲むより効いた気がしました（詳しくはコチラの記事→コープ乳酸ドリンクの便通効果を倍増！？『乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁』）。

やはり、乳酸菌と食物繊維を同時に摂ると便通には良いのかも。

乳酸ドリンクだけでは便秘が改善しないという方は、食物繊維と一緒に飲むか、『ヤクルトファイブ』のように食物繊維が入った商品を選ぶと良いかもです。

セブンイレブンで売っているカロリーゼロのファイバドリンクなんて、オススメですよ！乳酸菌ドリンク『ピルクル』と一緒に飲んだらメッチャ快便になりました！（記事はコチラ→手軽に腸活！セブン『ゼロサイダートリプルファイバー』と『ピルクル』の快便効果）。

また、ビフィズス菌を増やすガラクトオリゴ糖を配合した『ヤクルト400Ｗ』も、シロタ株との相乗効果でかなりの効果が期待されます（詳しくは→お値段は？ガラクトオリゴ糖と乳酸菌シロタ株のダブル効果が魅力なヤクルト400W）。

時代は、『乳酸菌＋α』なのかもしれません。

ちなみに、『ヤクルトファイブ』を飲んで、お腹が痛くなったとか下痢気味だった、おならが頻発したってこともないです。エナジードリンク『モンスターエナジー』を飲んだときは、酷かった・・・（記事はコチラ→カフェインが寝起きに効く！？モンスターエナジーの効果や種類・値段を詳しくレビュー）。

ヤクルト　ヤクルトファイブ　（80ml×3）×10個 【冷蔵】

『Y1000』ほど睡眠には効かない

素晴らしく快便効果が実感出来た『ヤクルトファイブ』ですが、残念ながら睡眠への効果は感じられませんでした。

『Y1000』を飲んだ時に感じたような、フワフワとした眠気が来るとか、朝までグッスリ熟睡できたとか、寝起きはスッキリでしたっていうのが、そんなには実感できずでした（『Y1000』の効果はコチラで詳しく→ピルクルとどっちが良い？眠れると噂の『ヤクルト1000』シリーズの快眠・快便効果）。やはり含まれる菌の量が違うと、効果も違ってくるんですかね。

睡眠への効果を期待して飲むなら、『Y1000』を飲んだ方が良さそうです。

まとめ

今回は、『ヤクルトファイブ』を取り上げてみました。

1本に乳酸菌シロタ株を300億個配合したこの商品。

カルシウムや食物繊維、各種ビタミンなども含まれています。

飲んで寝ると、翌朝にはスッキリ快便でした。

食物繊維が同時に摂れるからかもしれません。

睡眠への効果はイマイチ分かりませんでしたが、便通を改善したい人にはオススメです。

それではお休みです。