睡眠の質を改善したい、腸内環境を整えたい、でもカロリーや価格が気になる…そんなあなたにオススメなのが『ピルクルミラクルケア』と『ヤクルトY1000』。
当サイトは、理学博士としてストレスホルモンや腸の研究に従事してきた経験を生かし、眠りに有効なサプリメントやドリンクを試し、その効き目を詳しくレポートしています。
この記事では、両者の特徴を徹底比較!どちらが安いのか、どこで購入できるのか、成分やカロリーにどんな違いがあるのかを分かりやすく解説します。
乳酸菌ドリンクで眠活を始めてみようかなとお考え中の人で、どっちの商品にするか決めあぐねている方の参考になれば嬉しいです。

コノ記事で分かること
・ピルクルミラクルケアとヤクルトY1000で使われている乳酸菌
・ピルクルミラクルケアとヤクルトY1000はの価格差
・ピルクルミラクルケアとヤクルトY1000のカロリー
・ピルクルミラクルケアとヤクルトY1000が売っているお店
『ピルクルミラクルケア』と『Y1000』:期待される効果と体験レビュー
『ピルクルミラクルケア』と『Y1000』の特徴
日清ヨークの『ピルクルミラクルケア』と、ヤクルトの『ヤクルト1000』や『Y1000』。
いずれも「ストレス軽減」や「睡眠の質向上」、「便通改善」の効果が期待できる機能性表示食品です。
各々の基本情報は下の表のようになっています。

『ピルクルミラクルケア』は、65ml入りのプラスチック容器タイプと、195ml入りの紙パックタイプがあります。
一方、『ヤクルト1000シリーズ』は、自宅宅配専用の『ヤクルト1000』と、店頭で購入できる『Y1000』の2種類が用意されています。
どちらも生活シーンに合わせて選びやすいのが特徴です。
『ピルクルミラクルケア』と『Y1000』の体験レビュー
睡眠で感じたこと
私の実感では、どちらも眠りに良い効果が実感できました。
効果をまとめたのが下の表です。

どちらの飲み物も、飲んでから1~2時間ほどでリラックス効果が現れ、体がフワッと軽くなったように感じました。その後、自然とまぶたが重くなり、そのまま寝落ちしてしまうこともありました。
特筆すべきは、眠りが深くなるだけでなく、夜中に目覚めることがなくなる点です。通常、私は夜中に何度か目が覚めることが多いのですが、これを飲んだ日は朝までぐっすり眠ることができました。
目覚めもスッキリで、睡眠薬のような「翌朝のだるさ」が全くないのも魅力です。
一部のX(旧ツイッター)ユーザーからは、「悪い夢を見るようになった」という投稿も見られます。ただ、私自身は『ピルクルミラクルケア』も『Y1000』も飲みましたが、そのような経験はありません。
『ピルクルミラクルケア』と『Y1000』、どちらを飲んでも睡眠への効き目は同程度です。こっちの方が深く眠れるとか、目覚めがスッキリするといった、程度の違いは感じられないですね。
【関連記事】
→ヤクルト『Y1000』にも負けない!ピルクルミラクルケアの睡眠・便通効果と口コミ
→『ヤクルトY1000』どこで売っている?いつ飲むのが良い?睡眠・便通への効果は?
便通で感じたこと
睡眠改善だけでなく腸内環境の改善効果も期待できる乳酸菌飲料、『Y1000』と『ピルクルミラクルケア』を試してみました。特に便通への効果を実感したのは『ピルクルミラクルケア』です。
その結果がコチラ。

『ピルクルミラクルケア』を飲むと、「回数が増える」・「便量が増える」・「形状が良くなる」といったプラスの変化があり、とにかくスッキリでした。
同じく睡眠サポート系の乳酸菌ドリンクとして有名なアサヒ飲料『カルピス睡眠の質』も、睡眠だけでなく便通にも来てくれた感がありましたが、それにも負けない効き目です(『カルピス睡眠の質』の効き目はコチラで詳しく→睡眠と便通が劇的改善!?『カルピス 睡眠の質』の味と効果を徹底レビュー)。
『Y1000』については、飲んだ翌朝に便意は感じられるものの、便量や形状については飲まない場合と大きな差はありませんでした。
腸内環境を整えるには、乳酸菌やビフィズス菌だけでなく、食物繊維などを一緒に摂取することが重要です。
便通には、同じ『ヤクルトシリーズ』でも食物繊維入りの『ヤクルトファイブ』や、お腹の中でビフィズス菌のエサになる成分を配合した『ヤクルト400W』を試してみてください!
【関連記事】
→睡眠・便秘に効く?ヤクルト1000との違いは?『ヤクルトファイブ』の効能・効果
→お値段は?ガラクトオリゴ糖と乳酸菌シロタ株のダブル効果が魅力なヤクルト400W

『カルピス 睡眠の質』や『ヤクルトファイブ』、『ヤクルト400W』の体験レビューはコチラの記事で詳しく書いています↓↓↓
配合されている乳酸菌の違いは?
『カルピス 睡眠の質』と『ヤクルト1000シリーズ』を比較してみて、効果に違いを感じましたが、使われている乳酸菌にも特徴があります。
以下の表を参考にしてみましょう。
ピルクルミラクルケア | Y1000 | |
乳酸菌の種類 | 乳酸菌NY1301株 | シロタ株(L.カゼイ YIT 9029) |
乳酸菌量 | 600億個 | 1100億個 |
使われている乳酸菌は、ピルクルミラクルケアは「乳酸菌NY1301株」、ヤクルト『Y1000]』はシロタ株(L.カゼイ YIT 9029)です。
各商品の公式サイトによると、どちらの乳酸菌も「ストレス軽減」「睡眠の質向上」「便通改善」の効果が科学的に証明されています。
公式サイトを見る限り、どちらもエビデンスがしっかりしており、信頼できる乳酸菌だと言えるでしょう。
共通点として、どちらの乳酸菌も胃酸や胆汁に強く、生きたまま腸に届きやすいという特徴があります。
ただ、表のように配合されている菌量に違いがあります。
一見、菌が多い方が効果が実感できるように思えますが、実際には菌の世界はそれほど単純ではありません。菌を生きたまま腸に届け、その効果を実感するためには、菌の種類によって最適なバランスがあるんでしょう。
たとえば、『カルピス 睡眠の質』は菌の量が少なく、生きていない菌も含まれていますが、それでも効果を実感できたという事実があります(詳しくは→睡眠と便通が劇的改善!?『カルピス 睡眠の質』の味と効果を徹底レビュー)。つまり、菌の量や状態で商品を選ぶことにこだわるのは意味がない場合もあります。
大切なのは、菌の量や状態よりも、その菌が持つ性質やパワーが自分の体に合っているかどうかです。
『ピルクルミラクルケア』と『ヤクルトY1000』はどっちが美味しい?
『ピルクルミラクルケア』と『Y1000』は、どちらも「乳酸菌ドリンクらしい味」が特徴です。ただ、私の好みは『ピルクルミラクルケア』です。
『ピルクルミラクルケア』は、ややフルーティーで酸味が強めなのがポイント。さらに、人工甘味料を使用しているためか、甘さが控えめでスッキリとした味わいが魅力です。
一方、『Y1000』は酸味が控えめで、甘さにやや重みを感じる仕上がりです。また、飲んだ後に舌に少しザラつきを感じることがあります。
どちらのドリンクも、森永乳業の『マミー』ほど甘くなく、毎日飲んでも飽きないちょうどいい甘さです。気になる方は、ぜひご自身で飲み比べてみてください(関連記事→乳酸菌ドリンクとヨーグルトを混ぜた味!森永『マミーのむヨーグルト』の評判・口コミ)。
ちなみに、日清ヨークからは『ピルクルミラクルケア』の味をベースにした飲むヨーグルトも販売されています。
こちらは『ピルクルミラクルケア』よりも少し濃厚な味わいが特徴です。興味のある方はぜひお試しください。『ピルクルミラクルケアのむヨーグルト』の記事は→日清ヨーク『ピルクルミラクルケアのむヨーグルト』は美味しい?まずい?効果は?)。
『ピルクルミラクルケア』と『ヤクルト1000シリーズ』はどこで購入できる?
私の中では、効き目や味は『ピルクルミラクルケア』に軍配が上がっていますが、2025年の冬現在、どちらの商品も手に入りやすくなっています。
『ピルクルミラクルケア』も『ヤクルト1000』も、コンビニ、ドラッグストア、スーパーなど、乳酸菌ドリンクを取り扱っているお店ではほとんど見かけます。また、どちらの商品もネット通販で購入可能です。
ただし、販売されている商品ラインアップは店舗によって異なるため、注意が必要です(下表)。
『ピルクルミラクルケア』は、コンビニでは195mlの紙パックが主に取り扱われており、65ml×8本のプラスチック容器タイプはスーパーやドラッグストアで販売されていることが多いです。
一方、『ヤクルト1000』は、コンビニ、ドラッグストア、スーパーのいずれでも、基本的に1本入りのみが販売されています。
イオンでは6本セットも販売されていることがありますが、私が訪れたタイミングでは、その商品を見かけることはありませんでした。

『ヤクルト1000』は宅配専用なので、市中のお店では手に入らない
『ピルクルミラクルケア』と『ヤクルト1000シリーズ』はどっちが低カロリー?
『ピルクルミラクルケア』は、カロリーが低い点も魅力です。乳酸菌ドリンクは意外にカロリーが高く、100mlあたりで比較すると、コーラを超えることもあります。
しかし、プラスチック容器に入った『ピルクルミラクルケア』は、『ヤクルト1000シリーズ』の半分以下のカロリーで、ダイエット中でも安心して飲めます(下表)。

お腹の調子を整えたい、睡眠の質を向上させたい、でも体重も気になる…そんな方も多いのではないでしょうか。そんな方には、低カロリーな『ピルクルミラクルケア』が特にオススメです。
ただし、『ピルクルミラクルケア』には、最近カラダに良くない影響が指摘されている人工甘味料が含まれています。気になる方は、使用を避けた方が良いかもしれません。
また、乳酸菌は人それぞれで、体に合う合わないがあります。合わない乳酸菌を摂ると、便通が止まったり、お腹が張って苦しくなることもあります。
この記事を読んで『ピルクルミラクルケア』を試してみても、効果を実感できない方もいるかもしれません。
その場合、無理に続けるのではなく、ヤクルトや『カルピス睡眠の質』など、他の乳酸菌を使った商品を試してみることをオススメします。
『ピルクルミラクルケア』と『ヤクルト1000シリーズ』はどっちが安い?
『ピルクルミラクルケア』と『ヤクルト1000シリーズ』で、価格が安いのは『ピルクルミラクルケア』になります。値段は以下のように。

1本あたりにするとプラ容器入りの『ピルクルミラクルケア』が突出して安い(黄色)
『ピルクルミラクルケア』は、紙パック入りの場合、税込みで138円です。しかし、65ml×8本セットを購入すれば、1本あたり46円となり、かなりお得です。
さらに、1本159円の『Y1000』と比べると、100円以上安くなります。
この価格の安さは、睡眠サポート系の乳酸菌ドリンクの中でも特に優れています。
たとえば、以前にヤクルトと比較した『カルピス睡眠の質』では、ネットで90本をまとめ買いし、ようやく1本98円になったことがあります(詳細は『カルピス睡眠の質』と『ヤクルト1000』の比較記事をご覧ください→→どっちを飲むべき?違いは?『カルピス 睡眠の質』v.s.『ヤクルト1000』)。
安価でも効果への期待は十分な『ピルクルミラクルケア』は、睡眠サポート系乳酸菌ドリンクの中でも非常にコストパフォーマンスに優れた商品だと言えます。
まとめ
『ピルクルミラクルケア』と『ヤクルト1000シリーズ』は、どちらも睡眠の質向上や便通改善に期待できる乳酸菌飲料です。両者の主な違いを振り返ると、以下のポイントが重要です。
- 効果の実感: 両者は睡眠や便通に良い効果をもたらすが、『ピルクルミラクルケア』は便通改善に特に優れているという意見もあります。
- カロリー: 『ピルクルミラクルケア』は低カロリーで、ダイエット中の人におすすめ。『ヤクルト1000』よりもカロリーが少ない点が魅力です。
- 乳酸菌の違い: 両商品に配合された乳酸菌は、どちらもエビデンスがしっかりしており、腸内で生きたまま届きやすいという特徴がありますが、菌の種類と量に差があります。
- 味の違い: 『ピルクルミラクルケア』は酸味が強めでフルーティー、甘さ控えめ。一方、『ヤクルト1000』は甘さがやや強く、酸味が控えめです。
- 価格: 『ピルクルミラクルケア』はコストパフォーマンスが高く、特にお得な購入方法もあります。
『ピルクルミラクルケア』と『ヤクルト1000シリーズ』は、それぞれに独自の魅力を持ちながら、効果や飲みやすさが似ているため、個々のライフスタイルや体調に合わせて選ぶのが賢明です。
どちらを選んでも健康効果が期待でき、生活習慣に取り入れやすい乳酸菌飲料ですが、体に合った方を選ぶようにしてください。

睡眠ホルモン「メラトニン」の分泌を助けるサプリメントを試した記事も書いています!『ピルクルミラクルケア』や『Y1000』を飲んでも眠れないという方は、是非お試し下さい。

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