豆乳ヨーグルト『ソイビオ』はまずい？ダイエットには？便通効果と口コミを紹介

腸の健康は、眠りの質にも影響してくるとされています。

「良い眠りは健康な腸から」を合い言葉に腸活をオススメしている当ブログでは、これまでに、乳酸菌ドリンクやヨーグルトなどお腹の調子を整えてくれる効果が期待できる商品を30種近く試して記事にしてきました。

理学博士として微生物を扱った経験を活かしながら書いた記事ですので、参考になる点も多々あると思います（例えばコチラの記事→ダイエット効果に期待！でも食べ過ぎはNG！『BifiXヨーグルトドリンクタイプ』）。

さて、今回もヨーグルトの腸活効果を試してみました。

ヨーグルトと言っても牛乳で作った物ではなく、豆乳から作ったヨーグルトです。

豆乳ヨーグルトは、牛乳が原料のヨーグルトに比べて低カロリーなだけでなく、脂肪もゼロで高タンパクなのが特徴になります。

今回試した商品『ソイビオ』には食物繊維も豊富に含まれていて、腸活に持ってこいのヨーグルトです。ダイエットにも良さげ。お腹の調子に自信がない方や、体重が気になりだした人にもオススメできる商品になります。

今回は、実際に食べてみた感想の他、便通への効果や睡眠の質への影響などをまとめてみました。牛乳ヨーグルトと比較しながら書いてみましたので、これから豆乳ヨーグルトを試してみようという方の参考になればと思います。 とてもヘルシーで、ダイエットにも最適な商品でしたので、気になった方は是非お試し下さい。

豆乳ヨーグルト『ソイビオ』とは

豆乳ヨーグルトとは、その名の通り豆乳でできたヨーグルトで、一般的に植物性の乳酸菌を使って作られます。

植物性乳酸菌は、小腸や大腸まで生きて届くものが多く、腸内環境を整えてくれる効果が高いです。

また、大豆に含まれる大豆オリゴ糖がこれら乳酸菌のエサにもなっているので、より活発に働いてお腹の調子を改善してくれます。人によっては、牛乳由来のヨーグルトよりも効くという方もいるくらいです。

そんな豆乳ヨーグルトの効果を、試してみることにしました。

今回試してみた豆乳ヨーグルトは、コチラです↓

ポッカサッポロフード＆ビバレッジの『ソイビオ』という商品。牛乳は一切使わずに豆乳だけで作ったヨーグルトです。人気俳優の杉野遥亮さんがCMに出演されていらっしゃるのを見た方もおられるかも。

お砂糖は入っていません。400ｇ入りで、メーカー希望小売価格が250円です。

ポッカサッポロフード＆ビバレッジは以前紹介したセブンプレミアム『ゼロサイダートリプル乳酸菌』を製造・販売しているメーカーでもあります。

『ゼロサイダートリプル乳酸菌』を飲むと便通がとても良くなったので、『ソイビオ』も期待できるかもしれません（『ゼロサイダートリプル乳酸菌』を試した記事は→カロリーゼロでも太る！？セブン『ゼロサイダートリプル乳酸菌』は体に悪いのか？）。

豆乳ヨーグルト『ソイビオ』の特徴

ここからは、以前試してとてもお腹の調子が良くなった牛乳ヨーグルト『ダノンビオ』と比較しながら詳しく見ていこうと思います（『ダノンビオ』の記事は→ダイエットにも！胃酸に強いビフィズス菌配合『ダノンビオ』のすごい便通効果と口コミ）。　

『ソイビオ』の原材料と栄養成分

まずは、原材料と栄養成分から。

『ソイビオ』の原材料と栄養成分は以下のようになっています。

【原材料】
豆乳（大豆（アメリカ））、食物繊維（イヌリン）、（一部に大豆を含む）

【栄養成分】100gあたり
エネルギー 49kcal、たんぱく質3.9g、脂質 2.4g、コレステロール 0mg、炭水化物 5.1g糖（質 0.8g、− 糖類 0g、− 食物繊維4.3g）、食塩相当量 0.05g、大豆オリゴ糖 0.19g、大豆イソフラボン（アグリコンとして） 9mg、カリウム    80mg、リン 42mg

『ソイビオ』HPより引用

『ダノンビオ プレーン・無糖』の原材料と栄養成分は、次のようになります。

【原材料】
生乳(国産)、ガラクトオリゴ糖、乳製品、乳たんぱく、ゼラチン/増粘剤（加工でんぷん）、（一部に乳成分・ゼラチンを含む）

【栄養成分】1カップ（75g）あたり
エネルギー 52kcal、たんぱく質3.1g、脂質 2.2g、炭水化物 5.1g糖（質 0.8g、− 糖類2.7g）、食塩相当量 0.1g、カルシウム 92mg

『ダノンビオ』HPより引用

低カロリーな『ソイビオ』

『ソイビオ』のカロリーは、100gあたりが49kcal。

一方の、『ダノンビオ プレーン・砂糖不使用』は1カップ（75ｇ）で52kcal。100ｇあたりに計算しなおすと69kcalになり、『ソイビオ』の方が低カロリーなのが分かります。

豆乳が原料だと、牛乳由来よりも低カロリーなんですね。

タンパク質の量は牛乳由来とほぼ同じ

低カロリーな『ソイビオ』ですが、タンパク質は3.9ｇ配合。『ダノンビオ』は1カップあたり3.1g。100gで4.1g（100g）で、ほぼ一緒です。

ちなみに、ダノンには『オイコス』という高タンパク質タイプのヨーグルトがあって、プレーン商品の場合、1カップ（115g）で10ｇものタンパク質が摂取出来ます（記事はコチラ→【成分表あり】ダノンのヨーグルト『オイコス』の腸活＆ダイエット効果と口コミ）。

一方の『ソイビオ』も高たんぱく質商品『ソイプロテイン』を発売中。 プレーン商品だと、8gのタンパク質を配合です。

より高タンパク質の商品をお求めなら、『ソイプロテイン』をオススメします（商品ページはコチラ）。

コレステロールはゼロ

豆乳から作られたヨーグルトの大きな特徴は、コレステロールがゼロなところ。当然、『ソイビオ』もゼロです。

牛乳由来の『ダノンビオ』に含まれるコレステロール量は不明ですが、一般的なヨーグルトには100gあたり12mg含まれているとされています（参考記事）。

コレステロールの摂りすぎは、肥満や心筋梗塞をはじめとする循環器疾患のリスクを高める可能性があるので、気をつけたいところです。その点『ソイビオ』はゼロなので、とてもありがたいですね。

食物繊維が豊富

『ソイビオ』には、イヌリンという食物繊維が豊富に含まれています。なんとその量は、100gあたり4.3g。これは『コープ乳酸菌入り青汁』の3包分に匹敵する量です（記事は→コープ乳酸ドリンクの便通効果を倍増！？『乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁』）。

食物繊維は乳酸菌と一緒に摂ると、単体で摂取するよりもさらに便通に効果を実感した経験があります（記事は→手軽に腸活！セブン『ゼロサイダートリプルファイバー』と『ピルクル』の快便効果）。

食物繊維入りの乳酸菌ドリンク『ヤクルトファイブ』と比較しても、3本分近く入っています（『ヤクルトファイブ』を試した記事は→睡眠･便秘に効く？ヤクルト1000との違いは？『ヤクルトファイブ』の効能･効果）。

食物繊維は乳酸菌と一緒に摂ると、単体で摂取するよりもさらに便通に効果を実感した経験があるので（記事は→コープ乳酸ドリンクの便通効果を倍増！？『乳酸菌入り九州産大麦若葉の粉末青汁』）、『ソイビオ』の便通効果はかなり高いかもしれません。

最近では、健康志向の高まりから、食物繊維や乳酸菌配合の商品が多数販売されていますが（例えばコチラの商品→セブン限定！『サイクルミー ソーダ｜シトラスミックステイスト』まずい？評判は？）、食物繊維と乳酸菌が同時に摂れる『ソイビオ』はコスパも優れている商品かもしれません。

低カロリーでコレステロールもゼロ、便通にも効果が期待される『ソイビオ』ですから、ダイエットにもとても向いている商品のようです。

吸収されやすい大豆イソフラボンも配合

豆乳といえば、イソフラボン。

女性ホルモン『エストロゲン』に似た効果が期待される成分です。『ソイビオ』にも、もちろん含まれています。100gあたり、9mg配合。

イソフラボンには、骨粗しょう症を予防する効果や美肌効果、生活習慣病の予防・改善効果など多くの効果があるとされているので、女性だけでなく男性にも積極的に摂取して欲しい成分です。

『ソイビオ』に含まれるイソフラボンは、乳酸菌で発酵させて作られたタイプのイソフラボンになるので、とても吸収効率が良いといわれています。

これは、食べずにはいられないかも。

豆乳ヨーグルト『ソイビオ』で使われている乳酸菌は？

腸活を推奨しているブログとしては、使われている乳酸菌についてお伝えしないわけにはいきません。

『ソイビオ』で使用されている乳酸菌は、以下の4種。

・ラクトバチルス属2種
・ビフィドバクテリウム属
・ストレプトコッカス属

乳酸菌は一般的に、小腸で悪玉菌を減らして善玉菌を増やす効果があって、お腹の調子を整える整腸作用が期待されます。4種も入っている『ソイビオ』にもしっかりその効果がありそうです。

ただ、残念ながら、ヤクルトの『ソフール』のように乳酸菌がどれくらい配合されているかは記載されていませんでした（『ソフール』は10億個配合。詳しくは→食後のデザートにピッタリのヨーグルト！ヤクルト『ソフール』の便通効果と口コミ）。

消費者としてはとても知りたいポイントです。ご存じの方がおられたら、是非教えて下さい。

豆乳ヨーグルト『ソイビオ』はいつ食べると良い？

乳酸菌は胃酸に弱く、食べても生きたまま腸に届きづらいとされています。

胃酸に比較的強いとされる植物性の乳酸菌ですが、しっかりとした効果を実感するためにはできるだけ沢山の菌を生きたまま腸に届けたいところです。

乳酸菌を生きたまま腸に届けるには、胃酸の薄まったタイミングで食べるのが良いとされています。

これまで様々なメーカーの乳酸菌やビフィズス菌を配合した商品を試してきた経験からすると、オススメのタイミングは食後。特に夕食がオススメです（関連記事→ヤクルト・ピルクルはいつ飲むべき？睡眠･便通を改善する乳酸菌飲料の効果的な飲み方）。

私の場合　夕食後に食べると翌朝出勤前にトイレを済ませてから仕事に行けます。

スッキリしてから仕事に行けるので気分も晴れやかですし、出先でトイレのお世話にならなくて良いので最高です。

便の出るタイミングは人それぞれかもしれませんが、いつ飲むべきかお悩みの方は是非参考にしてみて下さい。

豆乳ヨーグルト『ソイビオ』はまずい？便通への効果は？

ここからは、気になる『ソイビオ』の効果についてお伝えしています。

夕食後に100g、3日続けて食べると便通がどう変わったのかについてお話ししていきます。

まずは、見た目と味から。

カップを開けると見た目はこんな感じです。

少し茶色っぽい、豆乳の色。硬めなハード系ヨーグルトになりますね。『パルテノ』のようにモッチリとはしていません（『パルテノ』の記事は→『ギリシャヨーグルト パルテノ はちみつ付』はまずい？どこで売ってる？コンビニ？）。少しだけ豆乳の香りがするかな。

食べてみると、後味で豆乳の風味は感じられますが、しっかりと酸味のあるヨーグルトです。ヨーグルトの酸味が得意でない方は、ちょっと苦手かも。

マルサン豆乳ヨーグルト『豆乳グルト』よりも、格段に酸っぱいです（マルサン『豆乳グルト』の記事は→マルサンの豆乳ヨーグルト『豆乳グルト』は美味しい？まずい？効果は？）。

食べる前は豆腐に近いのかなと思いましたが、味はしっかりヨーグルトですね。生乳100％使用した『小岩井乳業生乳100％ヨーグルト』ほど美味しいとは思いませんでしたが、毎日でもいけるお味です。味が苦手という方は、ナッツやフルーツ、オートミールなんかを入れると食べやすくなると思います。

【関連記事】
→美味しい？まずい？整腸効果は？100％生乳使用の『小岩井ヨーグルト』をレビュー
→美味しい？まずい？『ビヒダス オートミール』の便通を改善する効果と口コミ
→ナッツ類に含まれるマグネシウムとトリプトファンが睡眠に効果的らしいけど本当？

便通にも、しっかり効果ありでした。食べた翌日は、朝ご飯後にトイレでスッキリ。残便感もなく、仕事前にしっかり出てくれました。

『オイコス』や『ダノンビオ』、『ソフール』といった、これまで試した牛乳ヨーグルト商品との効果にも遜色ないです。

原料が豆乳でも、便通にはしっかり効いてくれました。

『ソイビオ』は睡眠にも効く？

便通にしっかりと効果を実感した『ソイビオ』ですが、残念ながら睡眠にはそれほど変化を感じませんでした。

乳酸菌配合食品といえども、睡眠の質を上げる効果が期待されるヤクルト『Y1000』や『ピルクルミラクルケア』とは違うみたいです（『Y1000』と『ピルクルミラクルケア』の記事はコチラ→どっちが効くの？コスパは？ピルクルミラクルケアとヤクルトY1000の違いを比較）

ヨーグルトに含まれる乳酸菌量は、一般的に乳酸ドリンクに比べて少ないです。今回の『ソイビオ』は不明ですが、ヤクルトの『ソフール』でさえ100g中に10億個以上となっています。　

ヤクルト『Y1000』や『ピルクルミラクルケア』なんて、1本当たり600億個から1100億個です。しかも、1mlあたり10億個程度とかなりの高密度。　

睡眠に効果を実感するには、このぐらいのオーダーでの摂取が必要なのかもしれません。

ただ、腸と脳は連携し合っている器官で、メンタルをやられるとお腹の調子を崩しやすくなりますし、腸が元気になると心の調子も整いやすくなるとされています。

睡眠の質を早期改善したいなら『Y1000』や『ミラクルケア』をオススメしますが、『ソイビオ』など、乳酸菌の入った製品を定期的に食べ続けて腸の健康維持に努めれば、睡眠の質も上がってくるのではないかなと考えています。

『ソイビオ』はどこで手に入る？

毎日でも食べ続けたい『ソイビオ』。できるだけお安く購入するにはどこが良いかなと、我が町のドラッグストアやスーパーなどをグルグル回ってみました。

イオンやリオンドールといったスーパーのみ置いてありました。イオンだと、1個税込み257円でした。

お店や時期によっても違いもあるかと思いますが、参考になさって下さい。

『ソイビオ』の口コミは？

最後に、Amazonや楽天、Twitterなどにあった、『ソイビオ』食べられた方の感想をご紹介しておきます。

「クセがなくて食べやすい」とか「美味しい」といったコメントが印象的でしたが、なかには、豆腐みたいな味がして苦手という方も。豆乳が苦手な人は避けた方が良いかもしれませんね。

うちの嫁は牛乳大好き人間なので、牛乳で作ったヨーグルトの方が好きと言っていましたが、牛乳アレルギー持ちの方でも食べられるといったコメントもありましたよ。

お通じへの効果に関しては、下のように実感された方もいるようです。

『思ったより効きます』
少し味が薄くて豆乳風味かな？ と思うので、単体で食べるのは飽きちゃうかもしれません。フルーツと一緒が良いと思います。思ったより腸に効くので、お通じが半端なくなります。

Amazonの口コミ欄より引用

皆さんは、どんな感想を持たれるでしょうか。お食べになった感想などコメント欄からお聞かせ頂けると嬉しいです。

まとめ

今回は、豆乳でできたヨーグルト『ソイビオ』をご紹介しました。

普通のヨーグルトに比べて低カロリー・高タンパク・無脂肪で、食物繊維も豊富。

乳酸菌も4種類配合で、腸活＆ダイエット目的にピッタリ。

食べた翌日から、お通じも快腸でした。

睡眠への効果は実感できませんでしたが、定期的に食べ続けることで安眠に繋がりそう。

ドラッグストアやスーパーなどで手に入ります。

気になった方は、是非お試しを。

それではお休みです。