腸は、睡眠ホルモン『メラトニン』の材料を作るとても大切な器官。
腸の健康を意識することは、睡眠にとっても非常に重要です。
睡眠をテーマにした当ブログでは、理学博士として腸・ストレスの研究に携わってきた筆者が、腸活に効果的な乳酸菌ドリンクやヨーグルトを試して、味や効き目などをお伝えしております。これまでに試した数は、30種以上です。
今回取り上げるのは、森永乳業の『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』。
ビフィズス菌に加えて、ビフィズス菌を増やす成分までも配合した『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』の成分や味、便通への効果について詳しくお届けいたします。
「いつ飲むのが効果的なの?」といった読者の方の疑問にもお答えする内容です。
商品名に『便通改善』と入っているのは伊達じゃなく、これまでに紹介した商品の中でも1・2を争うレベルの効き目でした。便秘でお悩みの方に、一度は試していただきたい商品です。
記事を読んで気になった方は、是非お試し下さい。
森永『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』とは
森永乳業から出ている『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』は、ビヒダスヨーグルトでも使われているビフィズス菌BB536と、お腹の中でビフィズス菌を増やす働きがあるラクチュロース(ミルクオリゴ糖)を配合した機能性表示食品の飲むヨーグルトです。
森永乳業のホームページによれば、ヨーグルト業界初*となる「大腸の腸内環境を改善し、便秘気味の方の便通を改善する」ヨーグルトなんだそう。
1本100ml入りで、希望小売価格は145円(税別)です。
今回取り上げるドリンクタイプの商品のほか、固形タイプ(100g入り)も販売中。
また、脂肪ゼロの商品も、ドリンクタイプ・固形タイプともに用意されています(詳しくは森永乳業のホームページへ)。
森永『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』はどこで売っている?
今回はイオンで購入した『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』。
私の住む人口5万人程度の町では、どこで売っているのかリサーチをかけてみました。
我が町にはセブンイレブンのほかに、ローソンやファミリーマートがありますが、残念ながらいずれのお店でもなし。コンビニでは取り扱っていないようです。
ココカラファインやドラッグトップスといったドラッグストアでも見つけられませんでしたが、ウエルシアにはありでした。ウエルシアには良く行くので、ありがたかったです。
イオンやリオンドール、ローカルスーパーでは置いてある率が高かったですね。
地域や時期によっても違うかもですが、お求めの際は、スーパーで探すのが良いかなと思います。
ネットでも購入可能です。まとめ買いならネットがお得ですよね。
ただし、賞味期限が19日とやや短いので、まとめ買いをするときは、飲みきるスケジュールを立ててからの方が良いでしょう。
森永『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』に期待される効果
『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』で使われているビフィズス菌 BB536は、乳児の腸内から発見されたBifidobacterium longum(ビフィドバクテリウム・ロンガム)というビフィズス菌で、ヒトの腸との相性が良いと考えられています。
一般的にビフィズス菌は胃酸などに弱く、摂っても働いて欲しい大腸までは届きづらいとされていますが、ビフィズス菌 BB536は胃酸に強く、多くが生きたまま大腸に到達するのも魅力的です。
ビヒダスのホームページでは、グラフを使った詳しいデータつきでBB536のパワーについて解説がなされています。
ホームページによれば、BB536を摂取すると、「腸内のビフィズス菌量が増加する」・「排便回数が増える」・「糞便の悪臭の原因で腸内環境の悪化を示す指標のアンモニアが減少する」といった結果が得られているそうです(詳しくはホームページヘ)。
こういったデータをしっかり開示してくれていると、効き目にも信頼感がありますよね。
実際、以前試したビヒダスヨーグルトシリーズの商品を試した際には、胃酸に強いビフィズス菌を使っているのを強くアピールした『ダノンビオ』にも負けない効き目を実感できました(詳しくはコチラの記事をどうぞ→美味しい?まずい?『ビヒダス オートミール』の便通を改善する効果と口コミ)。
実験レベルのデータや、実際に試した経験から、BB536は、腸活効果がかなり期待できるビフィズス菌なのかなと思います。
また、『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』には、牛乳に含まれる乳糖を原料として作られるオリゴ糖の一種『ラクチュロース』も配合してるのが特徴です。
ラクチュロースは、以前の記事で取り上げたコーヒー豆マンノオリゴ糖やガラクトオリゴ糖などとともに、腸内細菌の善玉菌が増えやすく働きやすい環境に整える役目をする成分として、「プレバイオティクス」と呼ばれています。
【関連記事】
→AGFブレンディの『毎日の腸活コーヒー』は美味しい?まずい?便通効果と口コミは?
→お値段は?ガラクトオリゴ糖と乳酸菌シロタ株のダブル効果が魅力なヤクルト400W
ラクチュロースを摂ると、腸の中でビフィズス菌のエサとなりビフィズス菌が増殖するという結果が報告されていることから、森永ではラクチュロースを配合したドリンク『毎朝爽快』が販売されています(『毎朝爽快』を試した記事はコチラ→いつ飲むのが効果的?森永乳業『毎朝爽快』のスゴイ便通効果と口コミ)。
『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』なら、しっかり大腸に届いて腸内環境を整えてくれるビフィズス菌BB536が摂取できるだけでなく、お腹の中でビフィズス菌を増やすラクチュロースも摂れるので、それぞれを単体で摂れる商品よりもさらに高い快便効果が期待できますね。
実際、ビフィズス菌とビフィズス菌を増やすガラクトオリゴ糖を配合したリニューアル版『ダノンビオ』を食べたら、ビフィズス菌しか入っていない旧バージョンの『ダノンビオ』よりもより便通に効果を実感できました(新『ダノンビオ』の記事は→2023年リニューアル版『ダノンビオ』のココがすごい!!便秘に最強かつ美味しい)。
森永『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』の原材料と栄養成分
『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』の原材料と栄養成分を見ていきましょう。
【原材料】
乳製品(国内製造)、ミルクオリゴ糖(ラクチュロース)、砂糖/安定剤(ペクチン)、甘味料(スクラロース)【栄養成分】 1本(100g)あたり
エネルギー 59kcal、たんぱく質 3.3g、脂質 0.7g、炭水化物 11.9g、塩相当量 0.10g、カルシウム 111mg【その他】機能性関与成分
『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』のパッケージより
ビフィズス菌BB536 20億個、ラクチュロース 4.0g
大事なビフィズス菌BB536は、20億個配合されています。
乳酸菌シロタ株が10億個入っているヤクルトの固形ヨーグルト『ソフール』より多い配合量です。数の多さが効き目と直接関係するというわけではないですが、しっかりと配合量を記載してくれているのは、消費者としてはありがたいポイントになりますね。
【関連記事】
→乳酸菌シロタ株を10億個以上配合したヤクルト『ソフール』の便通効果と口コミ
お腹の中でビフィズス菌を増やしてくれるラクチュロース は、4.0g配合です。ラクチュロース配合ドリンク『毎日爽快』と同じ配合量。
他の商品で主成分となっている成分を使った商品では、配合されている量が少なめなことがままありますが、配合量を維持してくれているのは嬉しいです。効き目への期待が上がります。
森永『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』は美味しい?まずい?
『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』をコップに移すとこんなです。
日清ヨーク『十勝飲むヨーグルト』のようなサラッとではなく、少しトロ〜っとした飲むヨーグルト特有の粘性があります(サラッとしたタイプが好みの方は日清ヨーク『十勝飲むヨーグルト』をどうぞ→あのちゃんがCMに出ている日清ヨーク『十勝のむヨーグルト』は美味しい?効果は?)。
ただ、森永『マミー飲むヨーグルト』ほど濃厚ではなく、ゴトッとはしていません(『マミー飲むヨーグルト』の記事は→乳酸菌ドリンクとヨーグルトを混ぜた味!森永『マミーのむヨーグルト』の評判・口コミ)。
いただいてみると、酸味は控えめでとってもマイルド。「ザ・飲むヨーグルト」といったお味です。甘さもちょうど良い。
明治『R-1』や『R-1ザゴールド』、『BifiX』に近いお味かな。
万人受けする飲みやすいお味なので、これなら毎日飲んでも飽きないでしょう。
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→乳酸菌でコロナに勝つ!R-1ヨーグルトの腸内環境と免疫力を改善する効果を検証
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森永『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』はいつ飲むと便通に効いた?
『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』、便通にとても良く効きました。全然、名前負けしていません。
よりたくさんのビフィズス菌を大腸に届けるためには、胃酸の薄まった食後に飲むのが良いとされているので、夕食後に飲んでみました。
すると、翌朝には、白湯を飲むだけで便意が(『白湯』の効果はコチラで詳しく→朝一と寝る前に白湯を飲み続けると胃腸の調子が良くなる?睡眠にも効果あり?)。出勤前にスッキリでした。
驚くべきことに、お昼ご飯を食べたらまた便意がきました。
日に2回も便意を催すのは、『ダノンビオ』や『カルピス届く強さの乳酸菌W』と同レベルの効き目です。ヤクルトのビフィズス菌飲料『ミルミル』より全然効く。
回数が多いだけでなく、量も多く形状も良好な便が出ました。軟便になるとか、おならが頻発するといった副作用的なモノもなく、とても安心な効き目です。
食後に飲むのも良かったのかもしれません。効果が実感できないという方は、参考になさって下さい。
【関連記事】
→2023年リニューアル版『ダノンビオ』のココがすごい!!便秘に最強かつ美味しい
→睡眠と便通が劇的改善!?『カルピス 届く強さの乳酸菌W』を徹底レビュー
→ヤクルト『ミルミル』はいつ飲むのがベスト?飲むタイミングを色々変えて調べてみた
ただ、コスパでは『ダノンビオ』には勝てないかなって思います。
『ダノンビオ』のお値段は、私の住む街のスーパーでは『プレーン・加糖』が207円(税込み)。4個パック商品ですから、1個50円程度です。
『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』は、1本税込み145円。
同じ効き目なら、『ダノンビオ』を選ぶ価格差です。
毎日続けるなら、安い方が良いですもんね。
ただ、同じビフィズス菌や乳酸菌を取り続けると、腸が慣れて効き目が実感できなくなってくるといわれています。
ですので、常用には『ダノンビオ』を、『ビヒダス飲むヨーグルト』は週に1回程度スポット的に飲むという使い方がオススメです。
まとめ
今回は、森永乳業の『ビヒダス飲むヨーグルト 便通改善』を取り上げてみました。
生きたまま大腸に届くビフィズス菌BB536と、お腹の中でビフィズス菌を増やすラクチュロースを配合した飲むヨーグルトです。
酸味は控えめでとってもマイルド。とても飲みやすく続けやすいお味です。
私の場合、飲んだ翌日は、2回便通がありました。
スーパーで置いてある率が高いです。
気になった方は是非お試し下さい。
それではお休みです。
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