おはようございます。
今日は光の話。
ラジオを聞いていたら、『光と健康の関係』について放送していたので、そこで学んだことを書いてみようと思います。
この記事は次の人にオススメ!
・寝つきが悪い
・デスクワークが中心
・夜はスマホかパソコンを操作している
現代人は日中に光を浴びなさすぎらしい
どんなに文明が進歩しても、ヒトの体は原始時代と変わらないようで、昼間は光を浴びて夜は真っ暗な環境で過ごすのが体にはベストなんだとか。朝日が上ったら活動して暗くなったら休むってな具合に。
でも、残念ながら現代人の暮らしは反対になりつつあるようです。つまりは、昼間は建物の中にいてあんまり日光を浴びないでいるにもかかわらず、夜は家の照明やパソコン・スマホといったデジタルデバイスのライトを沢山浴びている。
特に日本人は日中に浴びる光の量が極端に少ないそう。昼間浴びる光の量が足りてないと、認知機能障害やうつ、糖尿病に高血圧、睡眠障害などの病気のリスクが上がるらしいです。
特に睡眠への影響は大きく、睡眠を促すホルモンのメラトニンの分泌量が減ってしまうんだとか。ある研究機関のデータによれば、睡眠に障害を持つ高齢者に数時間日光を浴びてもらうとメラトニンの分泌量が増加したっていうデータもあるそうです。昼間に光を浴びる量とメラトニンの分泌量は大きく関係しているんですね。
海水浴に行った日の夜はよく眠れたっていう経験はないですか?あれは、海で泳いで疲れたからではなく、むしろ日光を沢山浴びたので夜になってメラトニンが沢山分泌されたからみたいですよ。
だからか、ゴールデンウィーク中に天気の良いなか農作業を朝から晩まで頑張ったら、18時くらいから眠くて仕方なくなったのは。疲れもあったでしょうが、それよりもむしろメラトニンが沢山分泌されたから眠くなったんでしょう。
夜は逆に浴びすぎ
夜は遅くまで明るい部屋でスマホやパソコンにかじりついてません?夜に沢山の光を浴びると、交感神経が活発になってリラックスしづらくなるそうです。寝る前にスマホはNGってよく聞きますよね?
(寝る前のスマホで眠れなくなった話はコチラで詳しく→寝る前スマホに注意!!お年寄りでも睡眠に良くない影響が)
あと、肥満のリスクも上がるんだとか。夜灯りをつけて寝る人の方が、真っ暗で寝ている人よりも肥満の割合が高いっていうデータもあるそうです。中性脂肪やコレステロールといった数値も高めになり、動脈硬化の危険性も上がるという説も存在するようです。
日中にたくさん浴びて夜は控え目にする方法
昼間は光を沢山浴びて、夜は浴びない方が良いのは分かるけど、生活スタイルはそう簡単に変えることは出来ませんよね。自分もラジオを聞きながら、「じゃあ、どうすれば良いんだい」って思いながら聞いているといくつか良い提案がされていました。
日中建物の中で過ごすことが多い人が日光を沢山浴びるには、例えば窓際で過ごすようにしたら良いとのこと。部屋の中心部と窓際で大きく明るさが違うらしいです。
さらにはカーテンも光を通しやすい色のものに変えるとより効果的だそう。白とかベージュ、黄色が良いんですって。
もっと部屋の中まで日光を取り入れたいなら、窓際に白色の敷物を置くと反射して部屋の中まで日光が入りやすくなるんだとか。
(カーテンの色についてはコチラの記事を参考にしてみて下さい→【睡眠と色の関係】快眠につながる色と眠りを妨げる色)
照明も工夫次第で大きく効果を発揮してくれるそうで、例えば昼間と夜で照明の色を変えてみると良いんですって。昼間は強い青白い光で過ごして、夜は暖色系のものを使うっていうように。だから調色タイプの照明を使ったり、昼と夜で照明を使い分けるのもオススメしていました。
自分は夜はできるだけ間接照明の柔らかい光のなかで過ごすようにしているんですが、やっぱり良いですよ。たしかに、夜に温かい光の部屋で過ごすとぼんやり眠くなってきます。それに今のとこ太っていないですし、コレステロール値や中性脂肪も問題なしです。
(自分が使っている間接照明についてはコチラの記事で紹介しています。→間接照明のあたたかい灯りでゆっくり寝る準備をしよう)
まとめ
今日は光と健康の関係について記事にしてみましたがいかがでしたでしょうか?
昼間、日光浴びていますか?夜、明るすぎる部屋で過ごしていないですか?
光は、浴びるタイミングが大事です。昼間沢山の日光を浴びて、夜は出来るだけ暗めの部屋で過ごす。現代の生活では簡単ではないですが、体にとってはこれが一番のようです。
カーテンや照明器具などで工夫して、体が悦ぶ光の浴び方を実践してみてください。
睡眠にもきっと効果がありますよ。
それではお休みなさい。
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