おはようございます。
今日は睡眠に関する研究について取り上げてみようと思います(新潟日報5月16日付け朝刊より一部引用しています。)。
新聞を読んでいたら、睡眠時間と死亡リスクの関係について調べた研究を紹介する記事が載っていたので、気になって読んでみました。とっても興味深い内容だったので紹介しますね。
この記事は次の人にオススメ!
・適切な睡眠時間を知りたい
・睡眠は『時間』が大事だと思う
中年世代では睡眠時間が短いと死亡リスクが上がる
国立精神・神経医療研究センターの研究グループが、40~64歳の中年世代と65歳以上の高齢者の睡眠と死亡のリスクの関係を調べたんですって。
まず40~64歳のいわゆる中年世代だと、1日5時間半未満の睡眠しかとらないで休養感を味わえてないと、適度に眠れて休養感がある人に比べて死亡のリスクが1.5倍にもなるらしいです。一方で、7時間くらい眠って休養感を得られるとリスクが0.5倍に低下したとのこと。
『死亡のリスク』が何を定義しているかは分からないですが(血圧の上昇とか?)、1.5倍は結構ですよね。たしか、タバコ吸っている人の方が吸わない人よりガンのリスクが1.3倍とかだったから、比較にはならないけどそれより数字が大きい。
働く中年世代では、睡眠時間が短くて休養感がないと死亡のリスクがこんなに高まるなんて驚きですね。
人それぞれ必要な睡眠時間は違ってくるとは思いますが、7時間が一つの目安になると思います。このデータからすると、少なくとも5時間半以上は寝た方が良いと思いました。
記事にあった『休養感』をしっかりと感じることも重要かと。『休養感』っていうのはおそらく、グッスリ眠れたとか、スッキリ目覚められたとかだと思うんです。
でも、嫁とも話したんですが、夜眠れたとしてもなかなか『休養感』は感じられませんよね。寝たんだけどグッスリ感がないとか、スッキリ起きられないとか。
このブログでもいろいろな睡眠方法を試していますが、『休養感』まで改善してくれるモノにはなかなか出会えていません。効果があるモノでも日によって効果を感じられない時もありますし。『休養感』が味わえる睡眠を毎晩とれたら、とても幸せですよね。そんな方法に出会いたいです。
今のとこ自分の中で一番の方法は、『おやすみヨガ』です。寝入りは確実にも良くなりますし、熟睡感もそれなりにあります。寝起きもわりとスッキリかな(ヨガを試した記事はコチラ→【男40代の体験記】素人でも簡単にできる『おやすみヨガ』の睡眠効果に驚愕)。
ただ、たまに早期覚醒しちゃうことも。そういう時は『自律訓練法』で二度寝です(『自律訓練法』についてはコチラの記事で詳しく→『絵本の読み聞かせ』と『自律訓練法』でついに二度寝ができた!そのコツとは?)。
その他にも、お風呂に浸かって深部体温を下げるとか、布団に入る2時間前は部屋を暗くしてデジタルデバイスを見ないようにするとかいくつかマイルールを作って眠れるように努力しています(詳しくはコチラの記事をどうぞ→強いストレスがかかった日に睡眠対策を色々まとめてやってみた)。
これからは寝付きをよくしてくれるだけじゃなくて、睡眠の質も改善して休養感をしっかり味わえる方法を見つけていきたいと思います。
高齢者は長すぎる睡眠時間に要注意
一方、65歳以上の高齢者の場合ですが、8時間以上寝床にいて休養感がない人は、7時間の睡眠で休養感がある人に比べて死亡のリスクが1.87倍に上昇しちゃうらしいです。
必要以上に寝床にいると体が不活発になって眠りも浅くなり、健康を損ねてしまう可能性が考えられるとのこと。睡眠時間も長けりゃ良いってワケじゃなさそうですね。
自分の周りには朝早くから元気に土いじりしている高齢者が沢山います。今までは、あの年齢になっても朝早くから元気だなぁって人生の先輩達を尊敬の念とともに見ていたんです。でも、今回取り上げた研究によれば実はそうではなく、むしろ逆で、いつまでも布団の中にいないで、朝早くても目が覚めたら外に出て体を動かしているのが元気の秘訣なんだと理解しました。
自分も65歳過ぎてから同じことが出来るかは自信がありませんが、参考にはしたいです。でも、以前の記事にも書きましたが、家庭菜園とか畑仕事って睡眠にも良い効果があると思うんですよね。畑仕事は一生できたら良いなって考えています。
まとめ
今日は睡眠時間と死亡リスクの関係について調べた研究について取り上げてみました。
40~64歳の中年世代では睡眠時間が短く休養感がないと死亡のリスクが高まるらしいです。
65歳以上の高齢者では、休養感がない長い睡眠が死亡のリスクを高めるとのこと。
時間だけでなく休養感をしっかり得られるような睡眠をとることも大事のようです。
もうすぐ中年世代になる自分としては、とっても考えさせられるデータでした。睡眠時間を削って、夜遅くまでお酒飲んだりして遊んだりしないように注意したいと思います。
夜遅くまで仕事を頑張られている方、たまには早めに帰ってしっかり休んで下さいね。
それではお休みです。
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