マルサンの豆乳ヨーグルト『豆乳グルト』は美味しい?まずい?効果は?

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腸は、睡眠ホルモン『メラトニン』の材料が作られる器官。

腸の健康が、眠りの質も左右するといっても過言ではありません。

「良い眠りは健康な腸から」を合い言葉に腸活をオススメしている当ブログは、理学博士として腸やストレスホルモンの研究をしていた管理人が運営しています。

研究の知見を生かしながら、乳酸菌ドリンクやヨーグルトなどお腹の調子を整えてくれる効果が期待できる商品を試して、味や便通への効き目を記事にしてきました。

今回は、牛乳一切使わずに豆乳から作ったヨーグルト、マルサン『豆乳グルト』を取り上げます。

豆乳ヨーグルトは、植物性乳酸菌や食物繊維、女性ホルモンに似た働きをするイソフラボンが摂れる、腸活や美容にとてもオススメな食品です。

マルサン『豆乳グルト』は、酸味が抑えられてとても食べやすい豆乳ヨーグルトでした。

豆乳ヨーグルトの効果や、売っているお店の情報も交えて記事にしていますので、気になった方は是非お試し下さい。

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豆乳ヨーグルトの効果とは

豆乳ヨーグルトとは、その名の通り豆乳でできたヨーグルト。牛乳は一切使われていないのが一般的です。

食感は絹ごし豆腐に近く、植物性乳酸菌や大豆イソフラボン、食物繊維 大豆たんぱく質といった成分が含まれています。

今回ご紹介するマルサンの『豆乳グルト』のお話の前に、まずは豆乳ヨーグルトの一般的な効果からお伝えしていきましょう。

腸内環境が整ってメンタルヘルス・睡眠の質が向上

豆乳ヨーグルトは、高い整腸効果が期待できる食品です。

普通の牛乳ヨーグルトは動物性の乳酸菌が使われますが、豆乳ヨーグルトは植物性乳酸菌を使って作られます。

植物性の乳酸菌は動物性のモノに比べて酸に強いので、胃酸に負けることなく生きたまま腸に届きやすいです。

また、大豆に含まれる大豆オリゴ糖がこれら乳酸菌のエサにもなります。

つまり、豆乳ヨーグルトを食べると、たくさんの乳酸菌が腸で活発に働くようになるので、お腹の調子が良くなるということです。

腸は、幸せホルモン『セロトニン』が作られる器官ですので、腸の状態が良くなればメンタルヘルスにも好影響。

さらに、『セロトニン』は睡眠ホルモン『メラトニン』の材料でもありますから、睡眠の質も良くなるかもしれません。

美容効果や月経トラブルの軽減が期待できる

大豆には、女性ホルモンと似た働きをするイソフラボンがたっぷり含まれています。

イソフラボンは、月経不順や更年期の症状、不妊の対策として有効です。

また、骨粗しょう症を予防する効果や美肌効果、生活習慣病の予防などにも良いとされているので、女性だけでなく男性にも積極的に摂取して欲しい成分です。

豆乳ヨーグルトに含まれるイソフラボンは、乳酸発酵されているので、豆乳や豆腐などで摂るよりもとても吸収効率が優れています。

性別や年齢を問わず、多くの方の健康や美容に役立つのが豆乳ヨーグルトの魅力です。

ダイエット効果も期待できる豆乳ヨーグルト

豆乳ヨーグルトには、ダイエット効果も期待大です。

豆乳に含まれる大豆サポニンには、血液中の悪玉コレステロールや中性脂肪を減らしてくれる効果があるとされています。

また、前述の大豆オリゴ糖が、腸内細菌により分解・発酵されると短鎖脂肪酸ができます。この短鎖脂肪酸は、脂肪の蓄積を抑えたり糖分の吸収を下げる効果がある成分です(短鎖脂肪酸に着目した飲むヨーグルトの効果を試した記事は→ダイエット効果に期待!でも食べ過ぎはNG!『BifiXヨーグルトドリンクタイプ』)。

さらに、豆乳に含まれる植物性のタンパク質は腹持ちが良いので、食べ過ぎの予防にもなります。

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豆乳ヨーグルトと一般的なヨーグルトの違い

豆乳ヨーグルトと一般的な牛乳で出来たヨーグルトの違いを、少し掘り下げてみましょう。

豆乳を使ったヨーグルトと一般的な牛乳ヨーグルトの違いは2つ。

1つは、先ほど述べた乳酸菌の違い。植物性の乳酸菌の方が胃酸に強いので、生きたまま腸に届きます。

もう一つは、タンパク質の違いです。

植物性のタンパク質は、ゆっくり吸収されるので腹持ちが良いとされています。

一方の動物性のタンパク質は、吸収効率が良いので、筋肉の疲労やダメージの回復に有効です。

ダイエットをされている方は植物性を、運動をされていたり体作りをされている方は、動物性のタンパク質を摂ると良いでしょう。

管理人
管理人

動物性と植物性の両タイプのタンパク質を一度に摂れるプロテインの紹介もしていまいます↓↓

また、豆乳ヨーグルトは一般的なヨーグルトに比べて、「低カロリー」で「低脂質」なのも特徴です。よりヘルシーとされています。

例えば、以前紹介したポッカ&サッポロの豆乳ヨーグルト『ソイビオ』のカロリーは100gあたり49kcal。生乳を100%使用した『小岩井ヨーグルト』は65kcalです。

ポッカ&サッポロの豆乳ヨーグルト『ソイビオ』
生乳を100%使用した『小岩井ヨーグルト』

コレステロールも、一般的な牛乳ヨーグルトは12mg入っているのに、『豆乳グルト』は入っていません。

【関連記事】
→美味しい?まずい?整腸効果は?100%生乳使用の『小岩井ヨーグルト』をレビュー
→豆乳ヨーグルト『ソイビオ』はまずい?ダイエットには?便通効果と口コミを紹介

豆乳ヨーグルトは、「鉄」や「葉酸」も多く含まれているのも魅力的です。「鉄」は女性に多い貧血に有効ですし、「葉酸」は妊婦の方に是非摂っていただきたい成分になります。

一方で、カルシウムは牛乳ヨーグルトのほうが豊富。育ち盛りのお子さんには、牛乳ヨーグルトがオススメです。

どちらにも良い成分が含まれていますので、バランス良く両方を食べていただくと良いでしょう。

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マルサンの『豆乳グルト』

ここからは、マルサンの『豆乳グルト』をご紹介していきます。

マルサン『豆乳グルト』
パッケージには「植物性ヨーグルト売り上げNo.1」の文字がある

マルサンの『豆乳グルト』は、長野県木曽地方の伝統発酵漬物「すんき漬け」から発見した植物性乳酸菌『TUA4408L』を使って作られた豆乳ヨーグルトです。

内蓋には植物性乳酸菌『TUA4408L』の情報を掲載

お腹の調子を整える効果があるとして、機能性表示食品として売られています。

しかも、パッケージによると「植物性ヨーグルト売り上げNo.1」とのこと。

これは、味や効果が気になります。

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マルサンの『豆乳グルト』の原材料と栄養成分

『豆乳グルト』の原材料と栄養成分は以下のようになっています。

【原材料】
豆乳(大豆を含む)(国内製造)

【栄養成分】100gあたり
エネルギー 54kcal、たんぱく質 4.2g、脂質 3.2g、-飽和脂肪酸 0.4g、コレステロール 0mg、炭水化物 2.0g、-糖類 0.4g、食塩相当量 0g、イソフラボン 37mg
機能性関与成分:乳酸菌TUA4408L 6億個

『豆乳グルト』パッケージより

以前ご紹介したポッカの豆乳ヨーグルト『ソイビオ』は、食物繊維イヌリンが添加されていましたが、『豆乳グルト』は大豆のみ使って作られています。

食物繊維が添加されていない分、お腹の調子を整える効果としては『ソイビオ』に軍配かなと思いますが、食べてみてどんなでしょう。

大豆イソフラボンの量は、『豆乳グルト』の勝ちです。『ソイビオ』は9mgで、『豆乳グルト』は37mg。イソフラボンの量にこだわるなら『豆乳グルト』がオススメですね。

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マルサンの『豆乳グルト』に期待される効果

『豆乳グルト』を100mg食べると、機能性関与成分の乳酸菌「TUA4408L」が6億個摂れます。

6億個という数字は、乳酸菌シロタ株を使って作られたヤクルトのヨーグルト『ソフール』よりも少ないので、若干物足りなくも感じますが、「TUA4408L」には魅力的な能力があることが明らかになっています。

乳酸菌シロタ株を使って作られたヤクルトのヨーグルト『ソフール』

こちらのサイトによると、TUA4408L菌で発酵させた豆乳をラットに食べさせると、血中総コレステロール濃度が低下したり、肝臓への脂質蓄積が抑制されたそうです。つまりは、ダイエット効果が期待できるということです。

また、明治のヨーグルト『R-1』や『R-1ザゴールド』で話題になっている乳酸菌が作り出す物質EPS(extracellular polysaccharide:細胞外多糖)を、「TUA4408L菌」も作ることが分かっています。

『R-1シリーズ』に含まれるEPSは、免疫力を活性化してくれるとても魅力的な成分ですが、「TUA4408L菌」が作り出すEPSはどんな効果があるのかはまだ分かっていません。もしかしたら、『R-1シリーズ』と同じく、免疫力を上げてくれるかもしれません。

まだ研究途上ということですから、これからの研究結果にとても興味が湧いてきます。

【関連記事】
→明治『R-1ザ・ゴールド』は『R-1』と何が違う?何に効く?いつ飲むべき?
→乳酸菌でコロナに勝つ!R-1ヨーグルトの腸内環境と免疫力を改善する効果を検証

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美味しい?まずい?マルサンの『豆乳グルト』

マルサンの『豆乳グルト』はとても美味しいです。豆乳ヨーグルト特有の強めな酸味が、かなり抑えられています。

詳しく解説していきましょう。

まず、内蓋を開けるとこんなです。絹ごし豆腐みたい。真っ白な牛乳ヨーグルトとは違って、ややピンクがかったいわゆる大豆色です。

絹ごし豆腐のような見た目の『豆乳グルト』

スプーンを入れると、トロッとしてとても柔らかい。『ソイビオ』はカチカチだったので、意外でした。

トロッとして柔らかい『豆乳グルト』

いただいてみるとビックリ。「あれ?酸っぱくない。」

舌触りはサラッとしていますが、大豆のコクも感じられます。といって、大豆臭さはなく食べやすいです。

なんとなくですが、漬け物で使われている乳酸菌だからか、漬け物のような風味がかすかに感じられます。もちろん塩気はありませんが。

いずれにしても、酸味がとても抑えられているので、とても食べやすいです。『ソイビオ』よりも好きです。「確かにこれなら売り上げNo.1かもな」って味でした。

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マルサンの『豆乳グルト』を食べると便通は良くなる?

『豆乳グルト』、便通にとても良く効きました。食べた翌日の朝には、白湯を飲むだけで便通が。量も多めでスルッと力まずに出てくれました(『白湯』の効果は→朝一と寝る前に白湯を飲み続けると胃腸の調子が良くなる?睡眠にも効果あり?)。

イヌリンは入っていないけど、『ソイビオ』と変わらない効き目です。「TUA4408L菌」のパワーのおかげでしょうか。

三日間で食べ切りましたが、三日とも調子が良かったです。特に三日目が一番調子良かった。

当ブログ一押しのヨーグルト『ダノンビオ』にも負けない効き目だったと思います。

【関連記事】
→2023年リニューアル版『ダノンビオ』のココがすごい!!便秘に最強かつ美味しい
→ダイエットにも!胃酸に強いビフィズス菌配合『ダノンビオ』のすごい便通効果と口コミ

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マルサンの『豆乳グルト』はどこで売っている?

マルサンの『豆乳グルト』はスーパーで売っています。

今回はイオンで購入しましたが、リオンドールにもありました。

我が町にあるセブンイレブンやローソンといったコンビニでは見かけたことはなく、ウエルシアやドラッグトップスなどのドラッグストアでも置いてなかったです(当ブログ調べ)。

食べてみたいという方は、スーパーでお探しになるのをオススメします。

イオンでは、お値段267円(税込み)でした。『ソイビオ』よりも30円安かったです。値段が安い方が続けやすいですよね。

ちなみに、ネット通販でも購入できます。

6個からのまとめ買いになりますが、普段なかなかお買い物に行けないという方は、是非ご利用下さい。

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まとめ

今回は、マルサンの『豆乳グルト』を試してみました。

長野県の伝統的な漬物「すんき漬け」から発見した植物性乳酸菌『TUA4408L』を使って作られた豆乳ヨーグルトです。

酸味が少なく食べやすい、とても美味しい豆乳ヨーグルトでした。

お通じへの効果も抜群で、翌日は量も多くスッキリでした。

値段もリーズナブルなので、続けやすいのも魅力です。

豆乳ヨーグルトには、腸活の他、美容や健康・ダイエットなどの効果が期待できます。

美味しく食べて健康に磨きをかけましょう。

それではお休みです。

 

管理人
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