味や成分・評判など『ヤクルトカロリーハーフ』と普通のヤクルトとの違いを徹底解説

腸を健康にするとメンタルが安定し安眠にも繋がるとされていることから、「良質な睡眠は健康な腸から」を合い言葉に、腸活に効果が期待できる商品の効き目を検証して記事にしている当ブログ。

今回は、カロリーや糖質が抑えられたヤクルトの乳酸菌ドリンク『ヤクルトカロリーハーフ』をピックアップしてみました。

いわゆる’普通のヤクルト’である『NEWヤクルト』と比較しながら、成分や味、整腸効果などを詳しくまとめてあります。

ダイエット中の方など、糖質やカロリーを控えながら腸活したいという人にオススメの商品です。

記事を読んで興味を持たれた方は、是非試してみて下さい。

『ヤクルト カロリーハーフ』とは

今回取り上げる『ヤクルトカロリーハーフ』はコチラ。

ヤクルトの乳酸菌ドリンク商品『ヤクルトシリーズ』の商品で、高い整腸効果が期待できる乳酸菌シロタ株』（Ｌ．カゼイ YIT 9029）を、いわゆる’普通のヤクルト’と呼ばれる『Newヤクルト』と同じく1本60ml中に200億個配合しています（普通のヤクルトの記事はコチラ→ヤクルト1000シリーズとの違いは？普通のヤクルト『ヤクルト200』の効果）。

ただし、普通のヤクルトよりも糖質とカロリーが50％もカットされ、脂肪もゼロ。カロリーや甘さが気になるダイエット中の方や糖質制限をしている人にピッタリの乳酸菌ドリンクです（商品ホームページはコチラ）。

希望小売価格は、普通のヤクルトと同じ1本40円で、シリーズ最安となっています。

『ヤクルト カロリーハーフ』の原材料と栄養成分

『ヤクルト カロリーハーフ』の原材料と栄養成分は下のようになっています。

【原材料】
ぶどう糖果糖液糖（国内製造）、脱脂粉乳、還元水あめ／安定剤（大豆多糖類）、香料、ビタミンＣ、甘味料（スクラロース）

【栄養成分】
エネルギー 25kcal、たんぱく質 0.8g、脂質 0.1g、炭水化物 5.7g、-糖質 5.5g、-食物繊維 0~0.4g、食塩相当量 0~0.1g

『ヤクルトカロリーハーフ』商品パッケージより

注目すべきは、使っている糖類。ぶどう糖果糖液糖（国内製造）の他、人工甘味料のスクラロースが入っていて、これで低カロリーを実現しています。

カロリーは1本（65ml）あたり25kcal。睡眠によく効いた日清ヨークの『ピルクルミラクルケア』と同じ乳酸菌を使用した『コープ乳酸ドリンク低糖』を凌駕するカロリーの低さです。

ちなみに、ヤクルトのシリーズ商品の『ヤクルト400W』や『ヤクルトファイブ』などに配合されている食物繊維やお腹の中でビフィズス菌を増やす働きのある成分は入っていません。

【関連記事】
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『ヤクルト カロリーハーフ』に期待される効果

ヤクルトに配合されている乳酸菌シロタ株の効果は、なんといっても高い整腸効果。お通じの回数や量、質が格段に上がります。

これまで、多くのヤクルトシリーズの商品を試してきましたが、いずれの商品でも効果を実感（詳しくは→種類が豊富な乳酸菌ドリンク『ヤクルトシリーズ』はどう選べば良い？全7種を紹介）。『ヤクルト カロリーハーフ』にも期待しかないです。

ただし、シロタ株1000億個を高密度で配合した『Y1000』のような、睡眠の質を向上させる効果はないでしょう（『Y1000』の効果はコチラで詳しく→『ヤクルトY1000』どこで売っている？いつ飲むのが良い？睡眠・便通への効果は？）。たとえ、1本200億個配合した『ヤクルトカロリーハーフ』を5本飲んで1000億個摂取してもダメだと思います。

同じシロタ株でも、睡眠の質を向上させる効果を実感するには、高密度で摂取することが重要とされています。カロリーが少ないからと5本も飲んで同じ量のシロタ株は摂取出来ても、睡眠の質は上がらないでしょう。

『ヤクルト カロリーハーフ』は体に悪い？

『ヤクルト カロリーハーフ』では、低カロリーを実現するために、糖類の一部に人工甘味料のスクラロースが使われています。

2023年に世界保健機関（WHO）から発がん性が指摘されたアスパルテームは使用されていませんが、スクラロースにも腸内細菌群に良くない影響を与えるとか、糖尿病の患っている人には摂取を控えた方が良いという意見もあるようです（参考記事）。

大事なことは、推奨量をきちんと守ることではないかと思います。カロリーが少ないからとか、もっとお腹の調子を良くしたいからと大量に飲むのは好ましくないでしょう。

『ヤクルト カロリーハーフ』のお味は？

『ヤクルトカロリーハーフ』をコップに移すと、見た目はこんなです。

普通のヤクルトと見た目は変わらないですね。いつも飲む『コープ乳酸ドリンク』やヤクルトとシェアを争う『ピルクル』よりやや白っぽいです（『ピルクル』の記事は→【口コミ】便秘で苦しいタイミングで飲んだ『ピルクル400』の快便・快眠効果）。

お味は、とても美味しいです。「これでカロリーハーフ？」と思うくらい、甘さも物足りなさは全然ない。むしろちょうど良いくらいです。酸味も強すぎず飲みやすい。

アサヒ『届く強さの乳酸菌W』のようなフルーツジュースっぽい感じはないものの、コクがあって飲み応えもあります（『届く強さの乳酸菌W』の記事は→睡眠と便通が劇的改善！？『カルピス 届く強さの乳酸菌W』を徹底レビュー）。毎日続けるのが楽しみになる味です。

『ヤクルト カロリーハーフ』でお通じスッキリ？

低カロリーでもさすがヤクルト、しっかりお通じの調子を整えてくれます。

乳酸菌を生きたまま腸に届けるには、胃酸が薄まっている食後がオススメですので（詳しくはコチラの記事をどうぞ→ヤクルト・ピルクルはいつ飲むべき？睡眠･便通を改善する乳酸菌飲料の効果的な飲み方）、夕食後に飲んでみまし。すると、翌朝には白湯さゆを飲むだけで便意が（『白湯』を飲むメリットはコチラで詳しく→朝一と寝る前に白湯を飲み続けると胃腸の調子が良くなる？睡眠にも効果あり？）。

しっかりと繋がった便がスッキリ出て、量もやや多めでした。

食物繊維が入った『ヤクルトファイブ』ほどではないにしろ（『ヤクルトファイブ』の詳しい効果はコチラ→睡眠･便秘に効く？ヤクルト1000との違いは？『ヤクルトファイブ』の効能･効果）、シロタ株の配合量が同じ普通のヤクルトと同等の効果を実感です。

シロタ株を10億個以上配合したヤクルトのヨーグルト『ソフール』より効く気がします（『ソフール』の効果はコチラで詳しく→食後のデザートにピッタリのヨーグルト！ヤクルト『ソフール』の便通効果と口コミ）。

ただ、やはり睡眠への効果はなしでした。

『ヤクルト カロリーハーフ』の評判は？

Twitterで『ヤクルト カロリーハーフ』の評判を見てみると、「甘さがちょうど良くて美味しい」という意見のある一方で、「水っぽくて美味しくない」、「普通のヤクルトの方が美味しい」という否定的な感想もチラホラありました。

人それぞれ好みがあるとは思いますが、糖質やカロリーを気にしていない人は普通のヤクルトを購入した方が、味には満足できそうです。

『ヤクルト カロリーハーフ』はどこで買える？

今回は、ウエルシアで6本入りパックを購入しました。

我が町ではコンビニで目にすることはなく、ウエルシアやドラッグトップス、イオン、リオンドールなどの乳酸菌ドリンクコーナーにはほぼ必ず置いてあります。いずれのお店でも、お値段は1本40円程度です。

ちなみに、2023年9月から値上げが予定されていて、1本48円になってしまうそうです。乳酸ドリンクコーナーに置いてある商品の中でもすでにお高い方なのに、さらにお高くなるのは残念。

スーパーの乳酸ドリンクコーナーで『ヤクルト』の近くに置いてあったりする『クロレラ乳酸菌』は、10本入り190円程度で売られています。効果は普通のヤクルトに劣らないので、コスパは業界最高クラスです。『ヤクルト』がお高いと感じる方はそちらをオススメします（『クロレラ乳酸菌』の記事は→乳酸菌ドリンク『クロレラ』とヤクルトの違いは？成分や値段・効き目を比較）。

まとめ

今回は『ヤクルト カロリーハーフ』を特集してみました。

普通のヤクルト『Newヤクルト』と同じく、200億個の乳酸菌シロタ株を配合した乳酸菌ドリンクです。

普通のヤクルトに比べて甘さ控えめで、糖質・カロリーも50％カット。脂肪もゼロです。

お味は、普通のヤクルトよりアッサリで物足りないという意見もありますが、整腸作用は普通のヤクルトと変わらない効き目でした。

お腹の調子を良くしたいけど、乳酸ドリンクの糖質やカロリーが気になっていた方にオススメです。

ドラッグストアやスーパーなどで手に入りますので、気になった方は是非試してみて下さい。

それではお休みです。